大学生:大野公寛 と 高田遼介

大学生:大野公寛 と 高田遼介

>いつぶりに海士に来たんだっけ?

高田>僕は先月。(あだ名:じゅんじ)

大野>僕は三月。(あだ名:公(きみ))

>結構最近だね。

大野>僕はしばらく空いてますけどね。

>初めて海士に来たのはいつになる?

大野>えーっと、僕は大学三年の夏ですね。

高田>僕は大学二年生の…2013年か。

>おんなじ時期だもんね。

大野>全く同じ八月です。

>何しに来たんだっけ?最初は。

大野>最初ですか?最初はなんだっけ。学習センターのインターンというかたちです。

>そっか。

大野>そうです。

高田>でへへ。(笑)

>ま、でも、学習センターのことそんな深掘りしてもあれだからね。えっと、じゃあ、どこで海士町を知ったの?

高田>公さんはたぶんあれですよね。

大野>僕は「海士(あま)」って読み方があのーわかったでんすよ。こっち来る前に。それはーあの、本で見てたから。

>そうなんだ。

大野>山崎亮の「コミュニティデザインの時代」って本をゼミで読んで。

>スタジオLだね。

大野>んでその後に藤岡さんが東大にやって来たっていう。

>はいはい。

大野>本に載ってたやつだなって。行ってみようって。

>すごい。けっこうシンプルだね。

大野>真面目なパターン。

>じゅんじは?

高田>僕は海士町のことを知ったのは、ほんとに、海士町に来てからです。(笑)

>菱浦に着いて、ここどこ状態だよね。

高田>行き方だけは大学から聞いてて。それで一ヶ月離島で暮らすっていう。

>まあそこの入り口だね。

高田>ほんとにそれです、僕は。

>でも暮らすって言っても、お米の炊き方知らなかったよね。

高田>はい。

大野>暮らせナーイ。

>島じゃなくても暮らせない。(笑)

高田>ほんと、矛盾を抱えながら僕は島に来たんですよね。

>そのとき大学では何学科だったの?

高田>僕はちょうどその建築を志望してて、そうですね、ちょうど進路どうしようって時期でしたね。で、ああー…考えるのもヤだなと思って…色々なんか、一回ちょっともう、まったく関係ないことしようって。

>飛んだね。

高田>ほんとおかしくなってますね。

大野>すごいところに着地してる。

>そもそも、なんで東大だったの?

大野>ふっ、これむずかしいなー…。

>2人の出身はどこなの?

大野>おっかヤーマーです。

高田>かっなガーワーです。

>じゃあ2人とも東大は身近だったからとか、そういう理由ではないわけだよね。

高田>まあたしかに近くは、ないですね。

大野>むずかしいなーいまだにわかんないもんなそれ。

高田>公さん、考えすぎちゃう悪い癖が。

大野>だって考えないとあれですよ、もう、身も蓋もない答えになっちゃいますからね。

>いけそう!ってかんじだった?

高田>そんなこと言ったら僕一回、いけナーイってなってるんで。一年すごしてますから(笑)

全員>はははは(爆笑)

>じゃああれだ、どんな高校生だった?高校生の時何部だったとか。

大野>おんなじなんすけど、サッカー。

>みんなサッカー部?じゅんじはサイドバックって感じで?

高田>サイドバックです。(笑)

>ほんとにサイドバックなの?

高田>ほんとにサイドバック。足の遅いサイドバック。ザルディフェンス。(笑)

>そうか。 公ちゃんはフォワードだったもんね。

大野>そうですね、エフダブリューです。

>そのとき彼女はいたの?

高田>僕はそん時は…。

大野>僕はいましたよ。

>すげえ、サッカー部で頭良くて彼女いるってもう最高じゃん!

高田>もう最高のステータスですね!

大野>今思えばすごいなぁ。

>モテてたの?そのとき。

大野>いや、そうでもないすよ。

高田>そうでもないって言ってみたい。

大野>あーごめんごめん。(笑)

>そのときもう生徒会長とかしてるときだよね。

大野>それは中学校ですね。

>中学校か。すげえなきみちゃん。やっぱいろんな話もってるな。中学校で生徒会長してたときは、めっちゃモテた?

大野>もうごりごりにモテてました!

全員>はははは(爆笑)

高田>いいなぁ。

大野>あ、といっても自分の人生のなかでですよ。他の人と比べたら、そりゃもっとすごい人もいるかもしれないし。自分の人生の中でですね。でもごりごりモテてました。(笑)

>そうゆうの、言ってみたい。

高田>じゃあチョコとかもらえました?

大野>うん。もらったねぇ。

高田>くぁーーーー!

>じゅんじはそういう恋沙汰はないの?

高田>僕はもう中高のときは、小学校のとき好きだった娘のことがずっと好きでした。

>おっとピュアな話だ!

高田>ずっと!好きでしたね。で、あのなんだっけな、「前略プロフィール」みたいな。

>はいはい。

高田>「mixi」とかのころにあったんですけど、それでその娘を見つけて。

>おお。そのころから見つけるとかが得意だったんだね。(笑)

高田>メッセージを送って、それでメールまでは交換したんですよ。そう!あっ!いろいろ思い出してきました!それでずっと連絡してたら、その娘、女子校だったんですよ。

>ぉお、いいじゃん。そのときじゅんじは男子校だったんだよね。

高田>そうなんですよ。男子校で、女子校!ってなって連絡とりあってたら、まさかのその娘に、その娘の友達を紹介されるっていう…。

全員>はははは(爆笑)

>きついねぇ。まあでもそれはまだマシな振られ方。というか、気づき方だね。察したんだね。

高田>でもその娘に嫌われたくないから、紹介された娘と三回デートに行きました。

全員>はははは(爆笑)

大野>いいやつだなぁ。(笑)

高田>嫌われたくなかったから。でもキツかったぁ、あれ。

大野>そら、きついわな。

>意味がわかんないもん。

高田>もうなんだこれはって。そうだ、思い出してきた。

大野>やっぱ優しいな、じゅんじは。

>優しいねぇ。

高田>で、プリクラ撮ったんですけど、プリクラって最後に書き込むじゃないですか。その書き込みでその娘が、あ、その娘っていうのは紹介された娘なんですけど、「何気に三回目」とか書いちゃって。

>あ、じゃあ、けっこういい感じにはなってるっぽかったんだね。

高田>向こうとしては紹介してっていう、そうですね、いい感じだったんでしょうけど、まあ僕が好きなのは…(笑)。僕、そこは器用じゃなかったらしくて。

>それが高校のとき?

高田>これが高校の時でしたね。

>すごい青春してる。

高田>中学のころはもう何にもなくて。

>それがなぜか、時を経て海士町に来てるなんて。

高田>繋ぎきれてない。(笑)

>ま、それで一回なぜか海士町にきて。なぜかハマって。なんで何回も来るの?

高田>そこですよねぇ。

大野>難しいですね。なんでなんだろう。まあでもいっつも言うのは、あれですよねけっきょく。最初は学習センター目的で来てたのに、だんだん兄さんたちと過ごす時間が多くなって。

高田>最近は学習センターに顔を出す時間が短くなってきてしまいました(笑)

>まあ、一番のきっかけのところだからね。大切にしないと。

大野>だから最初僕、涼さんはわかんないんですけど、教育学部で、公営塾の取り組みに興味があってっていう、ちゃんとした入り口があって。

>あ、なんか熱い感じだ。

大野>そうなんですよ。熱い感じで来ちゃって。塾なのに公営でなんでだろうとかって。

>はいはいはいはい。

大野>そこに最初に興味持ったってのが、自分が進学校だったからなんですよ。

>急になんだか真面目な話になったな。

大野>それで、東大に来たのはいいけど。

>はい。

大野>結局、まあ、なんていうのかな。ずーっと勉強みたいな、頑張ってやってきて、まあそれは今でも大事なことだとは思ってますけど、だけど大学入ってまでも競争みたいな、続いていくし、どんどん皆、自分とおんなじような感じのやつらが集まって来るじゃないですか。おんなじような家庭環境や経験してる奴らが。

>そうだね。

大野>それがなんか、大丈夫かなぁってなっちゃって。その時に、高校で、しかも塾だけど、学力一辺倒じゃない価値を作ろうとしてるみたいなのが、面白そうだなって。

>なるほどねぇ。

高田>でも、普段、全然お酒飲まなかったですよね。島に来るまでは。

>ああー、確かに。でも僕もだよ。

大野>いやいやいやいや。(笑)

>君らともう一人の東大生と、あと二人変なお兄さんが居たんだけど、そこからだから、僕も。それからなぜかお酒の失敗はなくなったんだけどね。まあ、鍛えられたね。どこからが失敗って言っていいかわかんないけど。

高田>じぇじぇじぇ。

>まあまたどうせ海士町に来るんだろうと思うけど。何だろうね、何回も来る中で、積もっていくものってあるの?

大野>積もるもの…。

高田>お土産を渡す人とか。(笑)

>出費が増えていくね。(笑)

大野>半端じゃないですよ。だんだん、最近行く前に、誰に買うか、ここで分担しますから。それこそお土産のシェアが始まってますからね。小分けのやつをちょっと多めに持っていくみたいな。

>渡したい人がいたらこれ、みたいな。

高田>渡したいって感じですもんね。お世話になったってのもあったり、たまに失敗したからってのもあったりしますけど。

>突然に会っちゃう人もいるしね。予期せぬお土産渡しとかも発生したり。

大野>お土産あげたい人は確かに積もってるなぁ。

高田>記憶は積もらないけど。

全員>ああー。

大野>でも思い出は積もってますよ。かなり。

>わすれてるじゃん。毎晩。

大野>忘れてます。忘れてるからこそ三人で自分の持ってるピースを足しあって。

>補完しあう?

大野>あああ!だから俺がいない時の記憶まで覚えてるのか。いない時の記憶まで補完してる。大学とかで二人で飯食ったりするんですけど、何時間でも話せるよね。

高田>大声で学食で海士町の話をしますからね。(笑)

大野>何時間でももう。だからもう、思い出積もってますよ。

>なんかあれだね。じゃあ…。

大野>まとめに入って来た。(笑)

>この五年でああ、変わったなっていうのはある?海士町と自分と。

大野>んん…。いっぱいあるな。

>じゃあ、海士町のいいところと悪いところ。

高田>そうだなぁ…海士町に覚悟して来島しないといけないところ。

大野>まあ、まちづくりを頑張っているところをちょっと視察してやろうくらいのテンションの人は覚悟いらないですね。

>覚悟かぁ(苦笑)

高田>公さん、チクリと。(笑)でも全部乗っかる覚悟は初めからしといてよかったです。

大野>そうなんですよ。最初の夏、三人で一個だけ決めといたルールがあって、「誘いは絶対に断らない。」

>それは本当にすごいよ。それよくやってたね、そのルール。誘いがあるってわかってたの?

大野>いや、だんだんですね。でも、全部行くって、感じですね。

>毎晩3時まで飲もうって、誰が喜んでやるって話だよね。(笑)

高田>でも、じゃなかったら絶対合えない人とかいましたからね。かなりいましたね。

大野>ああそうだそうだ。もう、いっぱいあるな。なんていうか、最初、教育で来てたから、そう言う目で来てたんですよね。だけど、兄さんたちに出会って、教育がどうとかじゃなくて、自分も、そうなんだから、教育の目線だと、子どもがとか自分がないというか客観的に、どうなってるんだ教育はって感じで見ちゃってたけど、一緒にこう飲んでて、自分も、この、なんて言ったらいいんだろう…。

高田>わかんないです。

大野>大事なとこなんです。僕にとっては。

>言えてない言えてない。大事なとこ言えてない。(笑)

余島>まあ自分自身を俯瞰するみたいな?(余島:文字起こしを手伝ってくれた隣の島の若者)

大野>いや俯瞰じゃないんですよ。なんか、俯瞰してるのが普通。教育を俯瞰しちゃってたんですよ。教育を語ろうとしていたんですよ。

>こうだ!と、ああしろと。でもそうじゃなくて、暮らしの中にそう言うのがあると。

大野>ああああそうですね。その通り。暮らしの中にそういうのがあると。(笑)

高田>なんだか対談っぽくなってきた。

>まあやっぱりそう言う視点に立った時に、改めて、暮らしをきちんと送ることって大事なんだよね。

大野>そうそうそうそう。

>だからご飯と炊くとか。レンジでチンとか。

高田>ほんと火事になんなくてよかった。

全員>はははは(爆笑)

>だってご飯炊けるだけで笑いが起きるなんて、ないもんね。

高田>ご飯炊けないですからね。

大野>楽しかったなぁ。

>楽しかったねぇ。

大野>兄さんたちといると、なんか新しかったですね、いろいろと。さっきの小西くんじゃないですけど、じゃあ新しい自分みたいな。

>いや、そうかなぁ。最初からすごかったけどね、三人は。

大野>楽しかったなぁ。

>おんなじようなことしかしてないけど、場所が変わればまた楽しいしいね。東京で会ってもめっちゃ楽しいもんね。

大野>思い出で酒飲めちゃいますからね。

>そこなんだよね。毎回俺ら何してるんだろうって思うくらい昔の話しかしてないからね。

高田>そうそうそう。(笑)

大野>してるんですよねぇ。そればっかしてる。

>昔の話しかしてないんだけど、どんどん年取ってくからね。今もこうやって振り返ってるしね。

高田>実はあの一ヶ月が一番よくリピートされますよね。そのあとも行ってんだけどポイントすぎて…あの一ヶ月は不思議だなぁ。

>そろそろ、これからの話しようか。

大野>そうしましょう。

>今夜、スナック行こう。

大野>行きましょう。

高田>行きましょ行きましょ。

大野>これからの話って、直近ですね。

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