シティボーイの離島体験記

みなさんはこんな場所が日本にあることを知っているだろうか。

手のひらサイズの大きさのぷりっぷりの生ガキや、とれたてしゃっきしゃきのイカの漬け丼が食べられる街。

潜水艦に乗って、魚の群れとともに海中散歩ができる街。

カエルの「ゲコゲコゲコ」という大合唱の中眠りにつき、朝は「コケコッコー」というニワトリの鳴き声とともに目覚める。窓を開けたら、山と海が広がっている。そんな自然を身近に感じて生活することができる街。

そう。何を隠そう『海士町』のことである。

海士町は、島根県から北におよそ60km、新宿から北西におよそ830㎞離れた、日本海に浮かぶ島である。本土からフェリーで3時間、羽田空港から飛行機とタクシーとフェリーでおよそ7時間かかる海士町は、面積およそ34㎢(杉並区と同じくらい)の中に、おおよそ2400人(杉並区の0.4%)の人たちが生活している。
(海士町にたどりつく大変さについては以下のブログを読んでいただきたい。海士町道中記~出発と到着の間、玄関と菱浦の間~

そんな海士町は歴史ある街であり、過去には百人一首でも有名な小野篁や承久の乱でも有名な後鳥羽上皇が配流されたことでも有名である。近年では、地方創生や高校魅力化プロジェクト、行財政改革など独自のプロジェクトでも島外から注目を集めており、島での生活を実際に体験することができる制度として「離島ワーホリ」というプログラムを実施している。(詳しくはこちら http://oki-ama.org/)

 

あ、自己紹介が遅れてしまったが、私は早稲田大学4年のコードネーム[マックス]という者である(ハーフではなく純日本人である)。私が、離島ワーホリ生として海士町で働くこととなった経緯を簡単にお話したいと思う。

あれは、就活も終わり、「残りの1年間何して過ごそうかなー、、」と家でひたすらダラダラしていた今年の春休みのことである。

今年度の履修科目を決めようと、大学から配布された資料を眺めていた私は、

「海士の挑戦事例から学ぶ地域創生」

という漢字ばかりでいかにも固そうなタイトルの授業になぜか心を惹かれた。

この時点では、「海士」をなんと読むのか分からず、とりあえず「かいし」と呼んでいた海士町超初心者であったが、私自身、長野県という地方の出身で、将来は地元に帰って地元の活性化に貢献できるような仕事がしたいとうっすら思っていたので、その授業が何をするのかもよく分からないまま、履修申請のボタンを押していた。

 

ということで、9月8日から21日までの14日間、早稲田大学のメンバー総勢11人で、離島ワーホリの制度を使って、海士町に就業体験に来ている次第である。

海士町に来ている間はワーホリ生の働く様子や、生活の様子を毎日ブログを通して発信していきたいと思っている。

以後お見知りおきを!!