交換日記

第4回多拠点生活についての研究

藤尾へ

 

元気かい?海士町の季節はすっかり秋になったよ。ところどころで紅葉が始まり、あっという間に「秋っぽい」から「秋」になった。気付かないうちに、季節は変わっていっているんだなぁと思いました。

 

さて。前回の日記でいただいた質問に、さっそくだけれどお答えします。なにかをひとに伝えるときに意識していることは?という質問だけれど、当たり前のようだけど、「伝える人」を意識しています。それは、いまやっている、交換日記で考えるとわかりやすいと思う。

僕は、藤尾に届く内容を考えて、日記を書いています。島の日々で、大阪に住んでいる藤尾には把握仕切れない、なおかつ藤尾が聞いて嬉しいこと、発見があること、藤尾が久しぶりに島に来た時に驚かないように、”藤尾にとっての離島”の変化を伝えられるように考えて書いています。

 

一度、島で中長期滞在をしていたら、島の細かい説明なんて必要ないし、人の名前を出してもわからないなんてことは、そうそうにない。そういう、説明することのわずらわしさがない内容を書くこと。それが、届けたい人に届るために大切なことだと思う。今はそう考えているけれど、でもこれも、明日には考え方が変わっているかも知れないけれど、日々、考えていることは変わるし、だから今はこう考えているって、理解してください。変わったら、また共有させてください。

 

ここで唐突だけれど、藤尾に提案があります。というのも、多拠点生活を送る上での目標はすでにあるけれど、そのライフスタイルを発信していく上での目標もあったら良いなぁと思っていて、考えていたのですが、ようやく思いついたので、相談がてらの、まあ、提案ですね。

提案はふたつあります。ひとつは「多拠点生活」と検索したときに、一番最初に表示される人物を目指すこと。実際に、大学生でありながら実践者となるわけだから、そのノウハウを、同じ多拠点生活に興味がある人たちに向けた情報発信ができると、良いなぁと思ったからです。一番最初に表示されるためには勉強しなければならないこと、けっこうあるしね。

そしてもうひとつは、発信力を持つこと。例えば、ツイッターのフォロワーを○人にする、とか。これも、さっきの理由と近いのだけれど、藤尾自身が考えていることを多くの人に届けられるようになったら、同じ方向を向いた仲間ができるだろうなぁと思ったからです。

 

このふたつを実現できていたら、就活が面白そうだなぁと思う。結局、近いところでゴールは大学卒業とか、就職とか、そういう所に一旦は行き着くけれど、ただただ多拠点生活がしたい、というより、実現したいゴールのために多拠点生活を送る、という風に理解できると、前向きに考えることができて良いんじゃないかなぁと思ったのが正直なところです。

 

それらの実現をするために僕は、写真のことも教えるし、僕が持っているそのほかのノウハウを伝えたいし、学びたいことがふたりともが未知の領域だったら、それこそ前向きに研究していきましょう。

こんなことを書くと、ようやく、研究っぽくなって来るのかな。(…そんなことないか)

まあ、そんなことを考えながら、日々を過ごしています。11月末には出張で大阪に行く予定なので、都合が着けば、会いましょう。

 

じゃあ、また。

 

都市と離島の暮らし方研究所 副編集長
太田 章彦