交換日記

第3回しりとり交換日記

榎本さんへ

お返事ありがとうございます。

榎本さんが見ていてくださった通り、海士での滞在はとにかく楽しかったです。もやもやして考え込んだこともあったけれど、それを聞き、応えてくれる人たちがいたのが何よりうれしかった。

いろいろな「きっかけ」、もちろんわたしも沢山もらいました。

帰ってきた今でも、もらっています。

島にいた1ヶ月間は、今後それ以上の期間にわたって、わたしの生活にきっと影響していきます。すてき。海士町に行くきっかけ、逃さなくてよかったです。

写真、いいですね。どこの海ですか?

カメラ借りられるのはとってもうらやましいです。

出張での写真も、島の景色も、ぜひたくさん見せてください!

さて、けから始まるわたしのテーマ。

「謙虚」にしようと思います。

わたしは、常に、謙虚でいようと意識しています。

(どこが!と思われたりするのかな、こわいな。)

謙虚でいると避けられる衝突はたくさんあるし、謙虚でいるからこそ成長できることも多くある。わたしにとって謙虚は決してネガティブなことではなく、むしろ心地良く、安心できることです。

でも、謙虚であることと、自信をもつことのバランスがむずかしい。

謙虚であることと自信がないことを、履き違えてしまいがちな気がします。

自分のことをまっとうに評価し、認めるのは大事なこと。

わかってはいるけれど、なかなかできないと思いませんか?

わたしは、より安心できる方、すなわち、謙虚でいて角を立てなさそうな方に、ついつい重心を置いてきたように思います。

でも、島に行ってひとつ、自信を必要とする、この類のことに挑戦しました。

自分の書きたいように書いた文章を、ひとの目にふれるところに出すこと。

実はこわかったのです。

文章を書くのはもともと好きだけれど、自分の考えを思うままに表現したものをひとに見てもらうなんておこがましい。そう思っていました。

自信がなかっただけなのに、「これは謙虚のひとつ」とごまかしていたのかもしれませんね。

でも、やってみてよかった。

だれかに届くと思って文章を書けるのは、とても楽しいことですね。

あたたかい感想をいただけることも増えてきて、すこーし、自信、わいてきました。ありがたい限りです。

榎本さんは謙虚で悩んだこと、ありますか?

普段から年上のひとに囲まれているから、自然と謙虚な姿勢になるのかなぁ。

長くなってしまいました。

海士町の冬、すごく寒そうだけど見てみたいです。

榎本さんは脂肪が足りていないと思うので、太るか着込むかして、風邪など引かれませんよう。

こちらもやっと寒くなりました。

イルミネーションが映える、澄んだ空気です。

キラッキラの写真、お届けします。

次は謙虚の「きょ」かな、「よ」かな。任せます。

お返事お待ちしています。