日記

三宅の離島の10日間日記

11/10(日)

今日はいよいよワーキングホリデー1日目!

緊張しながら隠岐行きのフェリーに乗った。

海士に着くと、観光協会の小西さんに送り出していただき、隠岐神社、宇受賀命神社へ。

思っていたより、すれ違う人が少なくて驚いた。

でも、田舎道のサイクリングは気持ちが良かった。

海士町観光協会に戻って、早稲田大生のワーキングホリデーの実施報告書の冊子を読む。

「観光に力を入れる海士町だけど、島の人には島の人の生活がある」というコメントに、なるほどと、思った。

地域振興は、その地域の人たちのためにもなると、勝手に思っていないだろうか。

自分は海士町に来るだけで満足してしまってはいないか、ただの観光気分だけではないか、改めて考えさせられた。

せっかくワーホリ生として来たのなら、海士町の人たちと何かしらつながりを作って帰りたい。

夜はシェアハウスにてキムチ鍋。

同じワーホリ生のゆうなちゃんからも、海士町ならではの暮らしぶりやおすすめのスポットをたくさん教えてもらった。

きっと、あっという間に過ぎるであろう10日間。

毎日少しずつでも、自分の中で何かしら成長できるような10日間にしたい。

11/11(月)

CAS冷凍センターでの仕事の大変さを思い知った。

スタッフの方、みなさん仕事のスピードが速くて、着いていくのに必死だった。

でも、合間の休憩時間など、海士での暮らしぶりなどたくさん話してくださった。

自分たちなりに、効率良く仕事をしようとされるスタッフの方々の様子を間近で感じた。

ただ、若い人をCAS冷凍センターに招くには課題があるのではないか。

今の若い人は、仕事のやりがいに重きを置いている。

単純作業の多いCASでの仕事は向き、不向きがあるのではと感じた。

夜は海士町観光協会の太田さんが、お家で歓迎会を開いてくださった。

終始笑いながらの飲み会でとても楽しかった。

こんな飲み会なら、仕事終わりの飲み会が毎日待ち遠しいだろうな。

11/12(火)

今日は、同じワーホリ生のことみちゃんと初対面。

一緒にゆうなちゃんがバイトをしているポンタに夜ごはんを食べに行った。

おでんに、ミミガー、軟骨のフライ、海老玉のお好み焼き…

みんなとってもおいしかった!

特に鉄板で作るフワフワの卵焼きは絶品…!

1日頑張ってよかったとほっとした。

カウンターで食べていると、ワーホリのパパこと、しげちゃんさんを紹介してもらった。

女の子の宿泊先として、ワーホリ生をたくさん受け入れておられるらしい。

スリッパをきちんとそろえる、花を飾る、何才になっても清潔感を忘れない。

当たり前だけど、だからこそ大切なことを人生の大先輩に教わった。

忘れない出会いだった。

そのあとはスナック四季でカラオケ大会。

島の方たちの歌の上手さに驚いた。

そこで島の人との信頼は、付き合っていく長さなんだなと感じた。

10日間じゃ、顔を覚えてもらうだけで精一杯。

島に来て、滞在して、住んでみて、一緒にお酒を飲んで…

そうやって重ねた月日が島の人との信頼になっている。

もう1回、ゆっくり隠岐に来たいなと思った。

11/13(水)

CASでの仕事もだいぶ慣れてきた。

仕事をする中で、自分の得意な仕事、苦手な仕事も分かってきてとても良い経験になった。

社員の方も、パートの方も1人1人がより質の良い商品を作ろうと真剣に取り組んでおられて、すごいと感じた。

いかに効率的に仕事を進められるのか、1人1人が考えて、工夫されている。

商品の細かいエラーも、社員の方、パートの方全員で話し合い、意見を出し合い、解決策を見つけて、最善のものを探していく。

全員が商品に責任を持って、全員で助け合って仕事をしておられるのだなと感じた。

11/14(木)

今日は観光協会のあやこさんのお家でご飯をごちそうになった。

チーズタッカルビのしめのチャーハン、美味しかった。

海士の実情、課題についてたくさんお話を聞けた。

「海士町は、成功例としてすごく取り上げられるけれど、実際は課題がまだたくさんある。海士町を盛り上げようと立ち上げた方たちの頑張りがあって、ここまできた。でも、町の盛り上がりを維持していくのはとても大変。だからちょうど今、海士は過渡期にあるんだ」というお話が印象的だった。

自分が勉強してきた英語や、大学生の受け入れの場面で、役に立てるかは分からないけど、自分も海士町に何か貢献したい、心から地域のために何かしたいと思えた。

他の場所だと、何か行動を起こす前に自分が本当にできるのかと踏み止まってしまう。

でも、海士に来て、CASで働かせていただいて、人との距離が近いためか、自分にもできることがあるんじゃないかと思えた。

とりあえず、また夏休みか春休みに海士に来たいな。

11/15(金)

夜に行ったお店で島の人の本音を聞いた。

海士の観光は、海士出身の人たちが中心になってやるべきだと言われていた。

意見はいろいろだけど、海士では島民一人一人が、どうしたらもっと海士がよくなるかを考えておられる。

本土にいたら、地元にここまで愛着を持つ人は少ないんじゃないかな。

海士に来てから、いろいろな人との出会いがあって、いろいろなことを学ばせてもらっている。

ほんとに海士に来てよかったなぁ。

11/16(土)

今日は、海士の産業文化祭に行った。

海士に来て初めてのお休みで、朝から楽しみ。

いつもより、1本遅いバスでキンニャモニャセンターに行き、そこからハート岩を見に明屋海岸へ。

ちょうど晴れ間で、海がとてもきれいだった。

写真もばっちり。

産業文化祭は、思っていたよりもお店がいっぱいで驚いた。

お祭り好きの私にはとても楽しかったし、リユース食器、こども向けのワークショップ、ドリンクスペースがある図書館などなど、来た人たちが楽しめる工夫かたくさんあってすごいなと思った。

午後からは東京の離島キッチンに行くことみちゃんのお見送り。

同い年なのに、毎週大阪から通いながら、島の人たちとも上手く付き合って、観光協会で海士のために一生懸命働いている姿を見て、本当にすごいなと思っていました。

東京でもがんばってね!

11/17(日)

今日もお休みで、ゆうなちゃんにおすすめされた西ノ島に行ってきた。

残念ながら、国賀行きのバスは10月で終わりだったので、今回は自転車で行ける範囲で回った。

料金を抑えようと思って、ママチャリを借りたら、坂がたくさんあって後悔、、

それでも、由良比女神社まで行くと、鳥居をくぐった先にきれいな紅葉が見れた。

午後は島の図書館、いかあやに行ってちょっと休憩。

縁側カフェでこども向けの読み聞かせ会をやっていた。

歌も取り入れた読み聞かせで、こどもたちが元気に発言している姿が印象的だった。

海士や離島、地元のしまねに関する本もたくさんあって、近くにこんな図書館があったらなぁと思った。

海士に帰ると、太田さんのお家にお邪魔して関西大学の子たちと飲み会。

一人で気ままに見て回るのも楽しいけど、やっぱりみんなでわいわいするのが楽しいなぁ。

11/18(月)

いよいよ海士で過ごす最後の夜。

明日は、波が高くてフェリーが出るかな、、という話を聞いて、もう1日くらい海士にいてもいいかななんて思ったり。

そのくらい、あっという間で楽しい海士ライフだった。

夜は、太田さんをはじめ、関西大学のメンバーも一緒に隠岐牛店で送別会を開いていただいた。

隠岐牛の美味しいことと言ったら…!

隣に座った山野さんの「海士で生きていけたら、世界中どこでも生きていけるよ」という言葉が印象的だった。

自分自身、大学で周りの友達が長期留学でどんどん海外に行ってしまうことに焦りを感じていた。

それに加えて就活に追われ、自分にできることは何だろう、、

サークルばかり一生懸命やってきたけど、それでいいのか。

できることはあるのに、自分には無理だと諦めているんじゃないか…。

と悩んでいた。

でも海士に来て、CASで働いて、いろんな人と知り合って、お話を聞いて、自分にもできることがあるんだと気づけた。

全く知らない土地でも、毎日楽しく過ごせたことが自分の自信になった。

海士に来ていなかったら、就活中も自分に自信が持てなくて落ち込んでいたかもしれない。

何より、帰ってこれる場所が増えたことがとても嬉しかった。

海士町の方々に本当に感謝したいです。ありがとうございます…!

11/19(火)

いよいよ海士最終日!

CASでも、みなさん最後まで優しくしてくださって、本当に名残り惜しかった。

外からいきなり来て、右も左も分からない私に、いつも親切にしてくださって本当に心温まる場所だった。

昼は、昨日の美味しさが忘れられなくてまた隠岐牛へ。

牛丼も美味しかったから、また来る時もお金を貯めて、食べに来たいな。

フェリーも無事出港しそう。

太田さんに写真も撮っていただいた。

大切にしよう。

最後はゆうなちゃんをはじめ、太田さん、小西さん、榎本さんがお見送りに来てくださった。

フェリーが出港して、岸からどんどん離れていく間、ふるさとを離れるようなとても寂しい気持ちになった。

この経験を大事に、また山口でがんばっていこう。

最後に…

10日間という短い間でしたが、海士のみなさん本当にお世話になりました!

また、必ず海士に来たいです!

本当に本当にありがとうございました!!